不倫の代償

作、官能まったり。





「あなたが悪いのよ。」


「う、、、くうう、、、あなたが、、あ なたが、こんな事をさせるのよ、、。」

両手に精一杯の力を込め、泣きじゃくる 雅子。

雅子は俺の上に乗り、掴みかかってく る。

どうせ女の力だ、、、たいした事は無 い。

軽くあしらおうとした俺であったが、、 のし掛かる雅子がこんなにも力が強いとは思わなかった。



雅子と初めて出会ったのは、もう三年く らい前である。

保健の勧誘員として、俺の職場にやって 来た。

もう一人の、背の高い美人の背に隠れる ようにして、頭を下げる雅子。

「新人さんなの、宜しくお願いね。」

背の高い美人の先輩に紹介され、固く なっていた雅子。

長めのおかっぱ頭の髪を掻き上げなが ら、はにかむ笑顔が可愛いかった。

その後も度々訪れる雅子に、引かれて いった俺。

どうせ、遊びの女だ、適当にやってや る。


それが、こういう仲になろうとは。


初めての夜、熟れた雅子の肌に狂う。

若い子には無い、しっとりとした物腰。

ゆったりと誘う官能の仕草。

そして適度に脂が乗った白い肌。

性技に長けてはいなかったが、かえって それが上品に思えた。

妖艶な色香。

若かった俺は、初めての年上の女に溺れ ていった。



「ねえ、私、、、人妻なの、、。」

「黙っていて、、ご免なさい、、、。」



衝撃の告白を受けたのは、半年ほど経っ てからだった。

「子供は、、、?」

「一人居るわ、、小学一年生。」

旦那さんは大手ス-パ-の営業らしく、 仕入れに日本中を飛び回っていて、ほとんど家には居ないらしい。

「私、初めから嫌いだったの。」

あまり乗り気では無かったのに、いつの 間にかそう言う雰囲気になって、親に紹介し、、どんどん周りだけ進んでいって、、気がついたら、、断れず

に、、いつの間にか。

「でも、好きだった事は有ったんだろ う。」

「判らない、判らないの。」

「少なくとも、ときめいたり、ドキドキ したり、、そういう感情はなかったわ。」

「それで何故、結婚したの?」

俺には理解できなかった、好きでもない 人と結婚するなんて。

「私はだめな女、、本当に駄目な女な の、、、、。」

思うとおりに為らない人生に。

人妻の貞操に。

母としての自戒の念に。

やがて、肌を合わすたびに泣きじゃくる 様になって行く。

交わす言葉は、いつも、後悔と、ため息 だけ。



「私が一番愛した人はあなたよ、あなた だけ。」

「ずーとこうしていたい。」

「このまま、抱かれていたいの。」

「滅茶苦茶にして、お願い、、全て忘れ させて、、、、。」

激しい快感だけが救いだった。

「そんなに嫌いなら、、別れたら。」

無責任な言葉を、思い切って言って見 た。

「駄目なの、彼、別れないって、、、私 みたいな駄目女は、、一人になったら、糸の切れた凧、、、ふらふら風に吹かれて、、浮かれ街に身を崩して、、

悪い男に捕まって、、のたれ死にだっ て。」

「だから別れないって。」

「優しいんじゃないの。」

「違うわ、ただ私を捕まえていたいだけ なの、愛なんて無いわ。」

俺の腕の中で、激しいSEXの余韻に浸 りながら、交わす言葉は、何時も同じ。

結局俺は、聞き役ばかり。

只の、雅子の慰め役。

「嫌いなの、大嫌いなのよ、あんな 奴。」

「何時も大喧嘩して、罵り有って、叩か れて。」

「いやなのよ、、一緒になんか居たくな いの、、あああ~~。」

「抱いてもう一度、滅茶苦茶にして。」

出口のない後悔の情念に乱れる雅子。

子供を一人残して、ホテルの情事に狂 う、罪悪感。

女の業の深さが身に染みる。


「あああ~~好きよ、、あなた、、愛し ているわ、、。」

俺の身体の上で、騎乗位で腰を振る雅 子。

「ああああ~感じるわ~。」

「あ、あなたが狂わせるのよ、、。」

「あああ~~~良い~。」

「あなたが私を悪い女にするの、、。」

「あああ~、こんなに良いの~~初めて ~~。」

腰を振っては快感を貪り、背徳の言葉を 吐いては腰を振る。

「ああああ~~私は悪い女、、人妻なの に、、、、ああああ~~。」

黒髪を振り乱し、俺の両手を掴んで、の し掛かってくる。

「は~、は~、ああ~、あなたが、あな たが、くううううう~~。」

泣きじゃくり、掴みかかり、身悶え、喘 ぐ。

鬼気迫る苦悶の表情が、官能の色に染 まって行く。

そして、力を込めて掴んでいた腕の力が 抜ける。

「アアア、、、、ダメ、、、、イ ク、、、、いくうう、、、、、。」

耳元に火の息を吐き、抱きつく雅子。

長い余韻の時間がゆっくりと過ぎてい く。

「あなた、、殺し て。」・・・・・・・・・・・・


初めは遊びだった。

その積もりだったのに、

気が着くと、

何時の間に、

こんなにも情が移っていたなんて。






終わり。

100% (0/0)
 
Categories: Hardcore
Posted by bombombom2941
2 years ago    Views: 553
Comments
Reply for:
Reply text
Please login or register to post comments.
No comments